性病には様々な種類があり、それぞれに症状や健康被害があります。また、性病には、薬で治るものもあれば、治らないものもあります。場合によっては、後遺症や死に至ることもあります。
この性病に対する検査や治療を受けないことを正当化するための言い訳は数多くあります。例えば、性病はたいしたことではなく、自然に治ると信じている人もいます。また、自分は性病にかかる危険性がないので、検査を受ける必要はないと考えている人もいます。身に覚えがない、心当たりがないという人もよくいます。
しかし、性病が疑わしければ、検査や治療を受けるべき理由が数多くあります。多くの場合、性病は薬で治すことができます。性病が治らない場合でも、早期診断・早期治療により、症状に伴う健康リスクを軽減できる場合が多くあります。さらに、性病の検査と治療を受けることで、他の人への感染も防ぐことができます。
性病のいいわけ
性病にかかったことを言い逃れようとするいいわけはたくさんあります。ここでは、よく聞くいいわけをご紹介します。
- 覚えがない
- 心当たりがない
- 身に覚えがない
- 彼女(彼氏)以外とはしてない
- いつ感染したかわからない
- 自分は症状がないから大丈夫
- 性病にかかるはずがない
- お前からうつされたんだ!
- お前が浮気をしたのが原因だ!
- 風俗には行ったかも…でも浮気ではない
これらのいいわけはどれも有効ではありません。性病にかかったら、他の人にうつさないように治療を受けることが大切です。
性病に感染したことにたいして言い訳をして嘘をつくことは、性病を他人に広げてしまう原因になります。性病にかかっていることを隠して言い訳することは、他人を危険にさらすことを選んでいるのです。これは完全に不公平で身勝手な行為です。性病に感染している場合は、パートナーに正直に話し、自分自身だけでなく、パートナーの健康に責任を持つようにしましょう。
性病のいいわけ|感染経路
性感染症(STD)は、膣内、肛門、オーラルセックスなど、さまざまな感染経路で広がります。また、感染した血液、組織、その他の体液に触れることでも感染します。
性病を蔓延させている事実から逃れようとする人が使ういいわけは数多くあります。
例えば、次のようないいわけです。
コンドームを使用しなかったことをパートナーのせいにする
パートナーが感染していることを知らなかったと主張する
性感染症(STD)の感染状況について嘘をついたことをパートナーのせいにする
このようないいわけがあります。
しかし、肝心なのは、性行為をする人は誰でも性病にかかるリスクがあるということです。
性行為をする人は、コンドームを常に正しく使用し、定期的に性病検査を受け、自分の性病の状態についてパートナーに正直に話すことで、リスクを減らすことができます。
性病のいいわけ|原因
性病に感染する原因をしっているでしょうか?おそらく、セックスによって感染するというイメージしかないと思いますが、実際には違います。
正しい知識を持っていないので、性病に感染したことがわかると後ろめたい気持ちになり、素直に認めることができず、いいわけをしてその場を逃れようとすることが多くあります。
では、実際にどんな性病の原因があるのか確認しましょう。
まず、性病の最も一般的な原因の1つは、無防備なセックスです。これは、コンドームなしでセックスをすることや、性病を持っている人とセックスをすることを含みます。パートナーから性病を感染させられる、もしくはパートナーへ感染させてしまう危険性があります。
性病のもう一つの原因は、複数の性的パートナーがいることです。複数の性的パートナーがいる場合、性病に感染している人と接触する可能性が高くなるため、性病に感染する危険性があります。
彼氏や旦那が風俗に通っている場合にも同様のことが言えます。性病感染は挿入の有無に関わらず感染する危険があるため、風俗で不特定多数の人と性交類似行為を行っていると、感染のリスクが高まります。
風俗は浮気ではないという考えの方もいますが、性病という観点で考えると、風俗の利用はリスクが高くなることがわかります。
また、特定の種類の性行為によって引き起こされる性病もあります。例えば、アナルセックスが原因の性病は、パートナー間の体液の共有が原因であることが多いのです。このような理由から、どのような性行為であっても、性病に感染する可能性があるのです。。
最後に、性行為とは無関係な要因で発症する性病もあります。例えば、HIVや肝炎などの性病は、注射針やその他の薬物の道具を共有することによって感染する可能性があります。
性病から身を守るためには、性病のさまざまな原因を知っておくことが重要です。しかし、性病に対する正しい知識を持たないため、性病に対する予防を講じることができず、感染してしまったり、パートナーにも感染を広めてしまっていることがあります。
性病のいいわけ|浮気
先程お伝えしたように、性病の感染は一般的なセックスだけではなく、オーラルセックスやアナルセックスなど、様々な性行為または、性行類似行為によって感染する可能性があります。
また、性行為の相手が多くなるほど感染の可能性が高くなります。
風俗に頻繁に通っていれば、風俗に通っていない人よりも感染の可能性が高くなります。もし、浮気をしているようであれば、浮気をしていない人と比べて感染の可能性が高くなります。
このように、無防備なセックスで感染する可能性のある性病はいくつもあります。
そして、浮気は、これらの性病を広める原因の1つです。さらに、浮気を正当化するために多くのいいわけをします。
これらのいいわけには、次のようなものがあります。
- 「酔っていた」
- 「覚えてない」
- 「心当たりがない」
浮気は、パートナーの健康を危険にさらす可能性があるので、決して許されるものではありません。性病に感染した可能性がある場合は、検査を受け、パートナーにも伝えて、同様に検査を受けてもらうことが重要です。
性病のいいわけ|クラミジア
日本で最も多い性病がクラミジアです。このクラミジアは細菌感染症であり、性的接触によって人から人へ感染します。一方で、性行為または性交類似行為以外からの感染はほとんど考えられないとされます。
具体的には、クラミジアはコンドームを利用せず膣や肛門のセックスで感染するのが最も一般的ですが、オーラルセックスで感染することもあります。つまり、彼氏や旦那が風俗で感染するような可能性も十分にあるということです。
しかし、クラミジアは無症状であることが多く、感染していることに気づかない人が多いという特徴があります。
そのため、心当たりがないとか、身に覚えがないという言い訳をすることがよくあります。これは、本当の場合もあれば、思い当たることがある場合もあります。しかし、クラミジアに感染したという事実だけでは、本当かどうか判断することができません。なぜなら、クラミジアなどの性病は、いつ、だれから感染したのかまでは断定することができないからです。
また、症状が出る場合は、通常、感染後1~3週間以内に現れ、排尿時の痛み、膣やペニスからの分泌物の増加、セックス時の痛み、下腹部痛などがあります。
特に女性の場合、クラミジアを治療せずに放置すると、骨盤内炎症性疾患、子宮外妊娠、不妊症など、深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
そのため、クラミジアに感染したと思われる場合は、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。クラミジアは、抗生物質で治療することができます。
しかしながら、クラミジアのような性病の検査や治療を受けないための言い訳はいくつもあります。中には、性病はたいしたことない、自然に治るだろうと思っている人もいます。(例えばクラミジアの場合、自然に治ることはありません。)また、検査を受けることや、性病にかかったと思うことを性的パートナーに伝えることが恥ずかしいと思う人もいます。
しかし、先ほどもお伝えしているように、感染したまま放置することによって、将来的に大きな健康の問題を引き起こす可能性があるので、自分が性病に感染していることがわかったら、パートナーに必ず伝え、必要であればパートナーにも検査を受けるように説得する必要があります。
性病のいいわけ|まとめ
性病に感染した場合、思い当たる原因があって、それを隠すために言い訳をしていることもあれば、本当に思い当たる原因がなく、困っているだけという場合もあります。
その言葉が言い訳なのかどうか判断すること、性病の検査だけでは判断することができません。いつ、だれから感染したのかは断定できないからです。
ただし、性行為や性行類似行為の頻度が高くなったり、複数の相手と関係がある場合は、性病に感染する可能性が高くなるのは事実です。
もし、相手が言い訳をしている、怪しいと感じるようなことがあれば、浮気の調査などが必要になります。ただし、自分で浮気調査をするようなことはやめましょう。もし、尾行していることがバレたりすれば、関係性が悪化する原因になりますし、場合によっては浮気の証拠を隠されてしまうかもしれません。
もし、相手の浮気がどうしても許せない、浮気が原因で性病をうつしたなんて許せない、なんとか仕返しをしたいという場合は、浮気調査のプロに無料相談してみるのがおすすめです。
- 性病の感染経路は?
-
性病の感染経路はさまざまです。最も一般的な方法は、膣、肛門、オーラルセックスなど、コンドームを利用しない性的な接触によるものです。また、妊娠中や出産時に母子感染する可能性もあります。
- 性病の感染原因は?
-
性病に感染するリスクを高める要因はさまざまです。無防備な性行為、複数の性的パートナー、コンドームなしのセックスやアナルセックスなどが挙げられます。
- 性病はすぐに検査できますか?
-
性病検査には、自宅でできる簡単なものもあれば、医師やクリニックへの受診が必要なものもあります。どちらにしても、性病にかかったかもしれないと思ったら、できるだけ早く検査を受けることが大切です。多くの性病は、早期に発見すれば簡単に治療できますが、放置しておくと深刻な健康問題を引き起こす可能性があるからです。
- 性病は風俗でも感染する?
-
風俗でも性病に感染する可能性はあります。性病の感染原因でもお伝えしている通り、オーラルセックスでも性病に感染するからです。また、挿入しなくても性器同士の接触があれば感染の可能性があります。さらに、風俗で不特定多数の相手と性交類似行為を行うことで性病に感染する可能性が増えます。
- クラミジア感染について教えてください
-
クラミジアは、細菌性の性病で、性的接触によって感染します。クラミジアは性病の中でも代表的なものであり、男女ともに感染する可能性があります。クラミジアは無症状であることが多く、感染していても症状が出ないことがあります。しかし、クラミジアを放置しておくと、不妊症などの深刻な健康障害を引き起こす可能性があります。